落語芸術協会令和三年真打昇進披露興行には、もう行かれましたか?
たまたまこのテキストを開いてしまった方がピンと来るのか来ないのかわかりませんが、6月27日(日)の浅草演芸ホール昼の部に行ってきた話です。ジロリは寝てました。かわいい。
この日の主任は笑福亭羽光師匠(以下羽光)。この披露興行中、毎日ネタを変えることに挑戦中です。
今まで末廣、浅草の披露興行でやったネタ一覧です。『アニメ小僧』『みんな京阪』『俳優』『私 思い出のプリクラ編』『桃太郎の感想文』『牛誉め』『読書感想文』『たらちね』『青菜』『はてなの茶碗』『あるある帝国』『悲しみの歌』『拝啓手紙』『ん廻し』『ペラペラ王国』『関西人のはらわた』 pic.twitter.com/tmVcGdQMEg
— 笑福亭羽光(中村好夫) (@syoufukuteiukou) June 27, 2021
紺野ぶるまさんも登場。「今日の会場で、お客様がどれくらい下ネタに耐えられるのか?」をはかる役割を羽光に託されていました。チン!
好夫め!#真打昇進披露興行 pic.twitter.com/iL4m7Ill9b
— 紺野ぶるま@5/26中退女子発売 (@burumakonno0930) June 27, 2021
トリ演目は「私小説落語 青春編〜パート2」。ちょっと大丈夫かな?と誰もが思う一言が連呼されるあの新作落語です。
そしてお気づきになられたでしょうか。この作品と同じことがこの日の会場でも進行するメタ構造になっていました。下ネタが大丈夫かな?と案じ、耐性チェックなどの対策を講じ、無事下ネタに耐え抜いたお客様もまた、青春編〜パート2を再現する私小説落語の一部として参加していたのです…。
帰宅後、息子に報告したときの絵日記です。
「私小説落語 青春編〜パート2」はテレビはもちろんYouTubeもNGかもしれないというネタで、寄席だからこそ楽しめる作品。コロナ禍でむずかしいところではありますが、「対面、リアルな体験の意味ってあるよなあ…」と考える一日となりました。
真打昇進披露興行は浅草演芸ホール→池袋演芸場と続きます。最新情報は演者Twitterなどでご確認くださいませ